防災学習

河川洪水の危険

高知県における河川洪水の被害とは?
年間降水量が多い高知県では、台風や豪雨に伴い洪水が発生することがあります。
近年で高知県に大きな被害をもたらした水害に、1998年9月23日~25日の豪雨があります。
この時、高知市の周辺では長時間にわたり激しい雨が降り続き、24日~25日の総降水量が800~1,000mmに達する記録的な大雨となり、高知市など県中部を中心に、土砂災害や浸水被害が多発しました。
平成10年(1998年)9月23日~9月25日の降水量記録(気象庁ホ-ムペ-ジより)
国分川水系国分川の氾濫による高知市内の浸水状況(9月25日 高知市)

洪水時における注意点とは?
大雨になってからや、浸水してからの避難は大変危険です。早めに避難することを心がけましょう。
あらかじめハザードマップを確認し、避難の方法を確認しておきましょう。
風水害に備えて
●停電に備えて懐中電灯や携帯ラジオの準備をしておきましょう。
●気象情報を注意深く聞き、むやみに外出しないように努めましょう。
●停電や断水などに備えて、飲料水や食料品などの確保の方法を日頃より考えておきましょう。
洪水時の避難

●避難(安全)場所は、常々調べておきましょう。


●裸足、長靴は禁物。紐で絞められる運動靴が良いでしょう。

●歩ける深さは、男性で約70cm、女性で約50cmです。
水深が腰まであるようなら、無理は禁物、高い所で救援を待ちましょう。

●水面下には、マンホール、側溝などの危険が潜んでいます。
長い棒などを杖がわりにして安全を確認しながら歩くことが大切です。

洪水ハザードマップの利用方法
洪水ハザードマップは、地域の住民の方々がすばやく安全に避難できることを主な目的に被害の想定される区域と被害の程度、さらに避難場所などの情報を地図上に明記したものです。
ハザードマップの例
●収容避難場所と、浸水した場合に想定される水深(ランク別)を地図上で表しています。
●過去の災害時の浸水範囲、地下歩道や地下施設などの洪水時の危険個所も記載されています
洪水ハザードマップの例
洪水ハザードマップを見てみよう
高知県防災マップで公開されているハザードマップを見てみましょう。
洪水浸水想定区域図(最大想定)
地図
地図を見る
河川が氾濫した際の浸水深がわかります。
洪水浸水想定区域図(計画規模)
地図
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河川が氾濫した際の浸水深がわかります。

その他関連情報
こうち防災情報
大雨や台風の気象情報に注意して 早めに防災対策・避難行動を行いましょう(政府広報)